心のカンバス。
ひとり暮らしの初日。
イイ感じに雨が降って外仕事を潰してくれたので、映画でも観に行ったれと思って夕方までに仕事を終わらせる努力をしています。
映画なんかめっちゃ久しぶり♪
北海道には「ミニシアター」ってのは札幌にしかないと思ってたんです。
札幌には「シアターキノ」っていう市民出資の映画館があって、大手のシネコンなんかでは上映しない素敵な作品を観ることが出来ます。
羨ましい。
そう思って「シアターキノ」について調べてたらなんと北見にミニシアターがある事を知りました。
全く知りませんでした。
ちょうどいい機会なのでひとっ走りです♪
ミニシアターなんてのはごく一部の都市にしか無いから、まだ観に行けるだけいい方なのかも知れませんが、片道100キロはやっぱし遠いな~。。。
空港にしたって片道250キロですからね~。
ド田舎では公共交通機関があてに出来ないのでクルマは生活必需品。
①ド田舎は自動車税と自動車取得税は免除する。
②それがダメなら汽車やバスを最低でも1時間に1本走らせる。
こういう法案を可決して欲しい。
それはともかく映画です。
上映中の映画は終演間近、配達日の関係でこの日しか観に行く日はありませんからホント良い雨でした♪
遅い車に捕まりながらの山道は思いのほか時間が掛かりました。
なんとかギリギリで劇場に滑り込みセーフです。
やっぱし映画は予告編から全部見たいよね~。
「ARTIST」
モノクロサイレントです♪
すんごくグッと来ました、ロマンティックでした、いい映画やったな~。
こんなシーンでうっとりしてる柄でもないのですが・・・。
ついパンフレットまで買ってしまいました。
サイレントと言えば小さい頃、チャプリンの映画によく連れて行ってもらってました。
親父が映画好きだったんでしょう、本棚にキネマ旬報が並んでいましたから。
サイレント映画ってのは言葉がわからない、字幕の漢字がよく読めない小さい子供にも、俳優の表情や仕草、音楽から情感が伝わります。
今は3Dとか、現実味の無い誇張された映像が主流ですが、そういった直接的な表現よりずっと心に響くものであると思います。
モダンタイムス、黄金狂時代、サーカス、街の灯、そしてトーキーになったライムライト。
ホント幼稚園とか小学校入りたてくらいに観たチャプリンの映画ですが、そのシーンを結構憶えています。
最小限の情報が想像力を掻き立てるんですねきっと。
***
旅行に行く時に、モノクロフィルムを装填したカメラを持って行ってました。
心に染みる風景や感動を切り取って持って帰るのにカメラは素敵な道具です。
当時は今と違って、フィルムを全部撮り終って現像に出さないと見ることが出来ません。
楽しかった旅から日常に戻り、プリントの仕上がりを待つ数日間がまた待ち遠しく楽しいのです。
わくわくしながら持ち帰った写真をアルバムに仕舞いながら旅の思い出に浸ります。
この時、写真を見ている私の頭の中ではその場所で見たままに彩られているのです。
モノクロ写真の良さはこれだと思います。
さらにそれを見返す度に、撮影したひとコマひとコマの間にあった出来事までもが脳裏に蘇って来ます。
この辺り、デジカメやビデオなどのインスタントな情報では得られないんですよね。
とても便利になって、色んなものが溢れている現代。
それと引き換えに私たちが忘れてしまいそうになっている大切なものに気付かせてくれる一本の映画でした。
心地良い余韻に浸りながら、雨に濡れる夜の街を傘も差さずに歩く。
・・・と言うか、傘持ってなかっただけなんですけどね~!
シアターボイス <http://www.cinema-kitami.com/>
大切にしたい劇場です。
The ARTIST 予告編
ちょっとお裾分け♪
イイ感じに雨が降って外仕事を潰してくれたので、映画でも観に行ったれと思って夕方までに仕事を終わらせる努力をしています。
映画なんかめっちゃ久しぶり♪
北海道には「ミニシアター」ってのは札幌にしかないと思ってたんです。
札幌には「シアターキノ」っていう市民出資の映画館があって、大手のシネコンなんかでは上映しない素敵な作品を観ることが出来ます。
羨ましい。
そう思って「シアターキノ」について調べてたらなんと北見にミニシアターがある事を知りました。
全く知りませんでした。
ちょうどいい機会なのでひとっ走りです♪
ミニシアターなんてのはごく一部の都市にしか無いから、まだ観に行けるだけいい方なのかも知れませんが、片道100キロはやっぱし遠いな~。。。
空港にしたって片道250キロですからね~。
ド田舎では公共交通機関があてに出来ないのでクルマは生活必需品。
①ド田舎は自動車税と自動車取得税は免除する。
②それがダメなら汽車やバスを最低でも1時間に1本走らせる。
こういう法案を可決して欲しい。
それはともかく映画です。
上映中の映画は終演間近、配達日の関係でこの日しか観に行く日はありませんからホント良い雨でした♪
遅い車に捕まりながらの山道は思いのほか時間が掛かりました。
なんとかギリギリで劇場に滑り込みセーフです。
やっぱし映画は予告編から全部見たいよね~。
「ARTIST」
モノクロサイレントです♪
すんごくグッと来ました、ロマンティックでした、いい映画やったな~。
こんなシーンでうっとりしてる柄でもないのですが・・・。
ついパンフレットまで買ってしまいました。
サイレントと言えば小さい頃、チャプリンの映画によく連れて行ってもらってました。
親父が映画好きだったんでしょう、本棚にキネマ旬報が並んでいましたから。
サイレント映画ってのは言葉がわからない、字幕の漢字がよく読めない小さい子供にも、俳優の表情や仕草、音楽から情感が伝わります。
今は3Dとか、現実味の無い誇張された映像が主流ですが、そういった直接的な表現よりずっと心に響くものであると思います。
モダンタイムス、黄金狂時代、サーカス、街の灯、そしてトーキーになったライムライト。
ホント幼稚園とか小学校入りたてくらいに観たチャプリンの映画ですが、そのシーンを結構憶えています。
最小限の情報が想像力を掻き立てるんですねきっと。
***
旅行に行く時に、モノクロフィルムを装填したカメラを持って行ってました。
心に染みる風景や感動を切り取って持って帰るのにカメラは素敵な道具です。
当時は今と違って、フィルムを全部撮り終って現像に出さないと見ることが出来ません。
楽しかった旅から日常に戻り、プリントの仕上がりを待つ数日間がまた待ち遠しく楽しいのです。
わくわくしながら持ち帰った写真をアルバムに仕舞いながら旅の思い出に浸ります。
この時、写真を見ている私の頭の中ではその場所で見たままに彩られているのです。
モノクロ写真の良さはこれだと思います。
さらにそれを見返す度に、撮影したひとコマひとコマの間にあった出来事までもが脳裏に蘇って来ます。
この辺り、デジカメやビデオなどのインスタントな情報では得られないんですよね。
とても便利になって、色んなものが溢れている現代。
それと引き換えに私たちが忘れてしまいそうになっている大切なものに気付かせてくれる一本の映画でした。
心地良い余韻に浸りながら、雨に濡れる夜の街を傘も差さずに歩く。
・・・と言うか、傘持ってなかっただけなんですけどね~!
シアターボイス <http://www.cinema-kitami.com/>
大切にしたい劇場です。
The ARTIST 予告編
ちょっとお裾分け♪
| 雑文 | 07:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑