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「コケ通」 自然卵養鶏 平岡農園 <きまぐれコケコッコ通信>  

餌は道産小麦を中心に自家配合。着色料などの添加物、抗生物質やホルモン剤など薬剤不使用。安心と安全を積み重ねます。

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生態調査報告 その2 ふくのたね

さて、ヒグマのプー太郎にあいさつしたら早速調査開始です。
念のため言っておきますが、わしら釣りばっかしやっているわけじゃないですからね~!
たまにですよたま~に!ホントーです、信じてお願い。

今回の調査対象は渓流魚のチャンピオン、岩魚です。
実を言いますとわたくし岩魚を狙うのは初めてであります。
あの美しい魚体をはやく見てみたいと胸が躍ります。
イワナちゃんいらっしゃい
自然の河川では上流から下流にかけて魚種ごとにうまく棲み分けしているようで、岩魚は最上流部の綺麗で冷たい水を好むと言われます。海とつながっている川では海に下る個体もいて、それらは雨鱒と呼ばれる大きな魚になります。
私の住む白滝の川にも昔は岩魚がいたそうですが、いまではその姿を目にする事はありません。
釣り大会で虹鱒が放流されるとすっかり居なくなってしまったそうです。

この「岩魚」とは別に、普段「イワナ」と呼ばれている魚がいます。こいつは実は「オショロコマ」という魚で、本当の岩魚とは異なります。ややこしいですね。北海道の山奥にしかいないのでこいつ目当てで来る人も少なくないようです。

おっと息子が仕掛けを投入したとたん、そのオショロコマが飛びついてきました。
なかなかワイルド
この時期のオショロコマはでかいです。普通に25センチはあります。けっこう釣り応えありありです。楽しい~♪
昨日まで悪天候で水が濁っていたせいか空中にまで飛び上がって食って来ます。

このオショロコマは普段目にするものと色や模様が違います。
岩魚(ホンモノ)なのかオショなのかはたまた混血なのか???
黒っぽくておなかの紅斑も少なく、顔もワイルドですね。

サケ科の魚は海に下る個体に銀毛化するものが見られます。
この個体の様に一生を川で暮らすものでも、この時期にはそういった変化を見せるものもいます。しっかりと遺伝子に組み込まれているんでしょう、面白いですね。

オショロコマは次々とよく釣れるのですが、臭みがあって美味しくないのでリリースです。それにこいつは釣ろうと思えば居るやつ全部釣れちゃうくらい警戒心が薄いので、地域固有の種を守るためにも食べる分だけ持って帰るようにしなければいけません。
川の魚は釣り過ぎると本当に絶滅しますからね。
でも、さっきの謎の魚はお持ち帰りして食えばよかった・・・。
たまにあんなの居るからこんど釣れたら食ってみよ♪

ちなみにこちらが普通のオショロコマです。
美しい魚体です

それにしても砂防ダムが多いですね。
これらの建造物は魚の自然な生態系をすごく阻害するものであります。

この場所も砂防ダムの上です。
魚がいない
平らに見えるところ全て貯まった土砂で、その機能はゼロであります。
次々と作っても同じことであります。
日本の、おそらく全ての砂防ダムは機能を果たしていないと言っても過言ではないのですね。そればかりか、大きな落差でバウンドした濁流が周りの土砂をかき集めてさらに大きな土石流を引き起こすと指摘されています。
それならば最初から作らなくて良かったわけであります。

作る側は「100年に1度の災害に備えて・・・」なんて事をいつも言いますが、それほどまでに大きな自然のエネルギーをコンクリートで抑えられるなんて思うから被害が拡大してしまうのです。結局いつも「想定外」という言葉で済まされてしまいます。

海岸線の侵食も、山から流れてくる土砂の減少が関係していると言われています。
自然界のバランスに歪みが生じると、机の上からは見えないところにしわ寄せが来るのです。
この事は山と海の関係だけにとどまらないでしょう。

人間はもう発想の転換をする時期に来ているのであります。

「これまで行なってきた治水事業は間違いでした」

自分たちの誤りをはっきり認めてしまえば、こんどは破壊してきた自然を元に戻す公共事業を大手を振って行えるのであります。これで丸く収まります。地域の業者も助かります。コンクリートを使わない自然に向き合った治水の方法は他にもあります。
これでこそ先進国です。

負のモニュメントばかり作るのではなくて
20年、30年先に身を結ぶ幸せの種を今蒔いておかないとね。

自然はいろんな事を教えてくれるから面白いのだ。

(はなしが横に行っちゃったのでこの続きはまた今度・・・)

| 平岡農園釣り部 | 12:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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