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「コケ通」 自然卵養鶏 平岡農園 <きまぐれコケコッコ通信>  

餌は道産小麦を中心に自家配合。着色料などの添加物、抗生物質やホルモン剤など薬剤不使用。安心と安全を積み重ねます。

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タブー。

カツオくんと別れて、ダシも九州から取り寄せて、色々と気ぃ使っとーみたいやけどあんたとこの玉子はどないやねん?

自分で生産したものを消費するワタシ。
消費者としても生産者としてもそのあたりは気になるトコロ。

うちが鶏にあげてるものの中で一番汚染の影響を受けると考えられるのは魚粉。
魚粉
羽幌っていう日本海の港町で作られていて、原料の鮮度が高くてとってもいい香りがします。
人間も食べれそうなくらい!
そんな上質なものなので酸化防止剤も無添加で安心なんです。

仕入れの時によって魚粉の原料となる魚種が違います。
ホッケが中心の時もあればアキアジの時もあり、カレイとかカツオも。

へぇ~、カツオなんか獲れるんやな~・・・って


そーか。。。カツオ船団は太平洋沖まで行ってるんや。


港が日本海という事でなんとなく安心してたんですけどちょっと盲点でした。

で、やってみました。
放射能測定

金曜日、配達から戻ると検査を依頼した「はかーる・さっぽろ」さんから電話があったとの事。

で、なんかが出たとか出ないとか?よくわからんけど、わざわざ電話かけて来るって何???

あくる日検査結果はまだ郵便受けには無く、週明けまで待ってられないので電話して聞きました!
そしたらセシウム137が2ベクレルくらい、微量検出されたけれども、グラフを見ると誤検出かも知れないから測定し直したら不検出になりましたとの事、でしたが・・・

もう最初に2ベクレルって聞いた時点で頭の中はもうもう2ベクレルがいっぱい。

「2Bq2Bq・・・玉子も調べてもらった方がええやろか?魚種は何やったんやろか?加工前の魚そのものは何ベクレルくらいあったんやろか?あわわわあわわわ・・・。」

結果が届くまでじっとしといたらええのにね~。
放射能測定
とりあえずはヨカッタヨカッタ♪
<拡大は画像をクリック>

この測定機械、普通は検査に1時間くらいしか掛けないんじゃなかったかな~?
最初の3時間測定でも相当なもんですけど普通は12時間も絶対やってくれない。
時間を掛けた方がより精密な結果に近づきます。

下限値がかなり低い。
放射能測定
シビアな検査です。
<拡大は画像をクリック>

こちらは疑惑の3時間測定の結果。
放射能測定
セシウム137が2.73Bq(±1.43Bq)とあります。
<拡大は画像をクリック>

最終的な結果は不検出(1.21Bq以下)でしたが、セシウム137がわずかに存在しているかも知れないと・・・。

原料の魚は何やったんやろ?
こんど仕入れに行った時にある程度特定できるかも知れません。

魚粉も削り節などと同じで、加熱乾燥した製品になると(キロ当たりの線量を見ますから)元がごく微量でも数字として表れる可能性があるという事ですよね。

今回、仮に2.79Bq検出されてたとしたら、水分量を基に魚の現物に換算すると0.7Bqくらいと思われます。通常の検査では完全に隠れてしまう値です。


でもこの検査の仕方って、我ながら大胆です。
普通は配合済みの餌や玉子を測定したりするんです。
そうすると他の素材や水分で薄まって検出されにくい。

配合済みのものなら、魚粉の配合比から推測すると魚粉に含まれる放射線の値が12.5Bq以上でないと不検出となります。(検出下限値1.5Bqとして)
魚粉で12.5Bqの場合、元の魚の線量は3~4Bqかな?これでも大抵の場合不検出となる値です。

だからこれはめちゃくちゃにシビアな検査なんです。
(漁協から止めてくれって言われたりして。。。)


実際に日本で水揚げされている魚の放射能値が知りたくて水産庁のHPを見てみたところ、その検出下限値の高さにビックリしました。

水産庁HPより「各都道府県等における水産物放射性物質調査結果(平成25年度)」
<http://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/pdf/130904_result.pdf>

上記URLにアクセスできない時はこちらの「水産物の放射性物質の調査結果(一覧表)」から探してください。
<http://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/kekka.html>

かなりシビアな検査もごく一部見受けられますが、全体的には下限値がかなり高い。
軒並み6とか7とか、またはそれ以上になってます。

検査に掛かる時間の事もあるのでしょうが、結局のところ国の基準の100Bqをクリアしている事を確認するための検査なんですね。
これでは実際の汚染状況なんか全く読めません。
汚染があるのか無いのかって事さえも分からない。。。


でもきっちりとした検査せずに黙っていた方がみんな安心なのかもね。
お店に静かに並んでるものの中にひとつだけ「これは2Bqです」って表示したら

「え~っ!放射能あるやん!!」
てな感じで売れなくなるんでしょうね。


他のものは100BqまでOKなのに?わからなければいいの?


すべての商品にちゃんと数字を表記させれば「子供に食わすから低い下限値で不検出のものを買おう・・・」とか、そこそこのお歳なら「これくらいは諦めよう・・・」って具合に選ぶことが出来るのにね。
きっちりとやるほどに売れなくなるから誰も言わない。


どっちが安心ですか?

ちゃんと見て、聞いて、声を上げていかないとイカンと思います。


ワタシゃ自分の作るもの、まず自分が安心したいから現状をちゃんと把握しておきたいです。
そしたらこれからどうして行くべきか、早いタイミングで対策出来ますし。

玉子の安全性をアピールするためならば玉子そのものや配合後の飼料を測定すれば十分なのですが、私はこの魚粉に注目していきたいと思います。
この魚粉を測定する事で、日本海(操業海域)が今どういう状態なのかが見えてきます。
興味深いので仕入れロットごとに魚種を教えてもらいながら検査してみよう。
だって他に当てになるデータがないんだも~ん。

皆さまの正しい理解が無ければひょっとすると自爆してしまうかも知れない、ある意味立ち入らざるべき領域かも知れませんね。バカの領域です。

でもやっぱし、胸を張って生きていきたいもんね!



俺って・・・







なんちゅー誠実な生産者なんやろ~(涙)



自分で言うなって?



誰も言ってくれへんねんもん自分で言うわ~(笑)。。。

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